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2021年9月12日(日)

第45回言語文化研究会総会を開催しました。

形式:zoomを使用したリアルタイムオンライン

講演者:上野和久先生(高野山大学教授)

​講演タイトル:今を生きる私たちの心の健康を考える―小児期の心の傷が今を生き辛くさせている―

講演要旨:今日の大学教育の場において、学生の「こころ模様」が非常に見辛くなってきました。個人的な感覚ですが、学生だけでなく今を生きる私たち自身においても言語的なコミュニケーションだけでの意思疎通が難しくなってきているようにも思えます。そのひとつの現象として、発達障害という概念が教育現場や社会活動の場でクローズアップされ、私たちはその概念に沿って、理解し対応しています。しかし、発達障害への対応は教育現場・社会活動の場では尊重されながらも、また別の見方も必要ではないかと考えます。それは、学生、現代社会の第一線で活動している人たちが育ってきた環境です。問題を抱える人の多くは、小児期の心の傷を負ってきているという事実があります。その心の傷が、文字を通じて教育する大学教育の根底を揺るがしているようにも感じます。学生の心理支援行っているひとりの教員として、生物・社会・心理学的視点からの心理的支援の現状をお伝えし、その対応から先生方の教育場面で活用できるものがあればと願ってます。

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